自分が先手番


 を出して  で  をキープする一手であろう。
 のキープとの比較は、次順以降に相手に取られたときに
 と  どちらのペアの方がより重要性が高いか、を考えればすぐに結論が出るであろう。
素直に  でいいであろう。 を取って草短をねらうといっても、  と同じ種類の札を自分が持っていないのでは厳しいであろうし、相手もどうやら  を持っていない様子であるのがその理由だ。
 でいいだろう。
 以外にない。
自分が取ることが確定している  を出す以外にない。
 以外にない。
セオリー5「まず最速であがりに向かう」より、自分が取ることが確定している札はより重要性が高いものから取っていくべきなのであるが、ここは現在5点なので、コイコイができる  以外にないであろう。
言うまでもないが、もし6点であれば、  を出す一手である。
ここでは  以外にないが、次の自分の引き札が  以外であれば、ストップするべきである。
赤短を取られればほぼ逆転負けが決まる状況であるし、次に3コイ目であれば多少のリスクを背負ってもいいが、まだ次が2コイ目である上に、光倍ヅケが阻止される可能性もある。
おまけに、次に  が場に出てきたとしても、この状況ではハリツキが怖い(1/3でおこる)。
あらゆる状況から見ても、ストップする一手であろう。