もっとも得点期待値を高める一打の追求


この講座を執筆当初は、周りのレベルがまだ低かったため、成績そのものはよかったものの、技術的には現在よりも若干下回っていた。
成績といっても、かりに自分と同じレベルのプレイヤーと対戦すれば、長期的にみれば対戦成績は互角になるであろうし、自分がそれほど上手くなくても、相手がまだ初心者であれば、充分な成績を残すことができるであろう。
つまり「実力差」がそのまま「成績」としてあらわれるわけであり、今のシステムでは必ずしも成績と実力との相関関係が適合してはいないであろう。

願わくば、他の対戦ゲームにもあるように、「レーティングシステム」の導入が望ましいのではないであろうか。
ここでは詳しくは述べないが、強い人は勝っても成績が少ししか上がらないが、弱い人が勝つと大幅に成績が上がる、というシステムであり、もともとはチェスの対戦で採用されたと聞いている。

いずれにせよ、今後自分は単なる見かけの金額や称号を求めるのではなく、「もっとも得点期待値の高い手」を第一打から最終手まで分析し、それを「ミスなく」選択できるようにしていきたいと思っている。


今後の成績の予測


そもそも充分な試合数を重ねていけば、対戦相手の平均に比べて得点期待値がプラスの打ち方をしていれば、当初の10万円よりも金額を増やすことができるはずである。

もちろん、100試合程度では、たまたまついているとき、不運なときでは
その「1試合あたりに獲得した金額」(仮に「限界金額」としようか)は大きく変わってくるだろう。
しかし、数千試合を経過すれば、限界金額はほぼ「実力の前後」に収束するはずである。

ここで、まだ二人花札が本当にできたばかりの初期、すでに色々戦術を考えていた自分はかなりのペースで勝つことができた。
他のプレーヤーがまだ手探りの状況であったからだ。
(β版で永世名人になった本講座執筆時点でも、まだ自分がはじめてから2週間くらいだが)
ただ、三人用ではログインしているプレイヤーの半分前後が「達人」になっているように思うが、二人用でも将来的に「名人」「達人」以上が半数前後ログイン して、まして自分の対戦試合の過半数が「達人」以上が相手となると、今後は限界金額が大幅に下がる恐れがある。
今までも、自分は相手の称号などには関係なしに誰とでも打ってはいたが、やはり初期ということもあり、達人以上はかなり少なかったように思う。

β版当時の限界金額約1,300円(100円テーブル)という数字は、これから自分がさらに技術を身につけたとしても、おそらく到達することはできないであろう。

自分の勝率がβ版当時0.565前後、相手のあがりで平均何点支払うか、にもよるが、自分のあがったときの得点が平均で30点(=3,000円)前後ということになるのであろうか。(今考えると驚異的である)
初日の最後に20万円以上の手をあがって早くも100万円到達して自分でも驚いたが、いずれにせよ、限界金額が1,000円をこえることは今後難しいと思われる。
(1,000試合で100万円到達(初期の10万円があるので実際は110万円)のペースを続けていくことはかなり困難であろう)

なお、新しいID「【ia】」では、300円テーブルではあるが永世名人になったものの、限界金額は2700円(9点)前後であり、また深夜にログインすると、達人以上がほとんど、という点で、この予測は当たっていた(2003/04現在)