(重要!)



2コイ以下しかできそうもない場合、
相手に逆転される可能性があるのならストップするべき


これも、要は得点期待値がプラスかマイナスか、ということで、厳密には増えるべき得点がどのくらいか、などによって、期待値がプラスの場合もないとはいえない。
2コイ以下の場合でも、次の2通りが考えられる。

@手札の残り枚数が2枚以下であって、物理的に最高でも2コイ以下の時

このような状況では、残り数枚の状況でもあり、当然大吉や総取り、まだ場に出ていない種類の札ならはりつきなども考えられる。
たとえば、次のような状況を考えてみる。
自分が現在10点で、コイコイして4点増えたとして(+4)、負ければ、相手のあがりが平均8点としても倍払いで16点だから差引き(-26)。
つまり、9割方成功して、点数で言うとやっとトントン。
おそらく実際にはトータルでかなりの損をしていると思われる。
終盤に深い読みやあがりの確率を計算したとして、仮に得点の収支でみて、このようなケースでわずかなプラスであったとしても、総得点=金額の増加にはほとんど影響を及ぼさないであろう。
逆にほとんどの場合、得点期待値がマイナスとなるコイコイをしているであろう。

A順目はまだ早いが、相手も7点に到達しそうなので、どう考えても3コイは難しいとき

このようなときは、負けた時の失点が増えやすい分、@以上に得点期待値が低くなることも考えられる。
爆弾やはりつきなどで、相手の点数が増えて、(カスを渡して)自分の点数が減る場合も考えられるし、爆弾やオープンなどで相手が倍ヅケになり得点があがれば得点期待値が大幅に低くなる。
現時点ではまだ解明していないが、先手番(親番)は一般的に後手番よりも若干有利であり(セオリー14参照)、
それらを考慮すると、わずかな得点のために無謀なコイコイをするのはワリにあわないと思われる。

点数を増やす技術の中で、最大のものはコイコイを続けていくテクニックだが、次に大事なことは、「勝ちを負けにしない」ことだ。
一度逆転負けをくらうと、コツコツと数点を得るために頑張ってきたことが帳消しになるどころかマイナスになることの方が多いと思われるからだ。
無意味なコイコイは絶対に避けるべきである。