(重要!)



目的・・・効率よく「得点」「金額」を増やす


いうまでもなく、このゲームでは、勝率や勝数ではなく「得点」「金額」をいかに増やすか、しかもできるだけ少ない試合数で大きく増やすかがテーマである。つまり、「平均得点」をいかに高めるか、につきる。
たとえば、充分な試合数のもとで、ある特定の状況でコイコイして成功確率が60%でも、増えた点数が平均で仮に3点として、失敗した場合は(相手のあがり点の倍払いで)仮に平均でマイナス16点とすると、このコイコイは失敗になる。
1回コイコイするたびに、5点近く損しているからだ。
これをプラスに、しかもなるべく大きなプラスになるような打ち方をすることが、長い目で見て最も効率的に金額を増やしていける打ち方だといえよう。

では、平均得点を高めるために重要なテクニックは何か?現時点での自分の見解は次の順番だ。この講座で述べるセオリーも、すべて以下の3つのタクティクスのいずれかのためのものであると考えてもらってよい。

【タクティクス1】
コイコイの技術。いかに効率よく3コイ以上していくか、が平均得点を非常に大きく左右する。相手の3コイ以上をいかに防ぐか、もこれに含む。

【タクティクス2】
勝ち試合で逆転負けされないこと。無意味なコイコイで何点か増やしても、負ければ相手のあがりの倍の点数を払わなければならない。

【タクティクス3】
最短で7点以上そろえるテクニック。

基本的なこと、例えば、役の種類と点数、同じ種類にどんな札があるか、etc.については、理解しているものとして講座を進めていく。
また、重要と思われるものから解説しているので、まずはセオリー1〜7について理解するまで何度も読み込んで欲しい。それらは平均得点を大幅に高める事項であるからだ。
他の些末なことは、基本を理解してからマスターしてもかまわない。


心構え・・・常に同じ打ち方をする


ここで、ハンゲプレイヤーがよくいう「花札は運だ」「あの時カンがひらめいてああやったから、20万点も一気に稼げた」について考えてみる。
100試合や200試合では、確かに自分独自のひらめきで打って、結果が出ることもあるだろう。ただ、長期にわたって安定して金額を増やすためには、「確率」、そして相手の手札が何かという「読み」が必ず必要だ。

そのためには、この札はよく張り付くから取らない、最近こいこいが失敗するのでやめておく、などのように、そのときの気分や思い込みなどによって打ち方をかえるのではなく、いかなるときも同じように打つ、という精神的態度が大事だ。

また、二人用花札は、三人用に比べて運の要素が減っている。
動く金額が大きいので、「逆じゃないか?」と思うかも知れないが、プレイヤーの数が減って、しかも役の選択やらコイコイのテクニック(自由の場合)のウェ イトが高くなっているので、充分な試合数をこなせば、三人用よりかは実力が結果に反映されやすいはずである。
(例えば10人で花札をやった場合、果たして超上級者でも実力が出せるかを考えてみればいい。プレイヤーの数が少ないほど最終的には運の要素は減る)