自分が先手番


自分も相手もオープン(爆弾ではない)した試合。
ここで、自分が  を出して 山から  を引いてきた。
カス6点、短冊1点であがれるが、相手は当分あがれそうもない状態。
最高で3コイできる状況だがどうするべきであろうか。


上 級 者 の 一 手


現在、オープンカス倍ヅケで、7点×4=28点である。
セオリー8「カス倍・光倍を考える」の実戦例であるが、さらに顕著な例なので問題としてみた。
この場合、コイコイして得点があがるのが、3コイした場合くらいであろう。
もちろん、  を取れば1コイ・青短・短冊・カスで6点が追加されるが、それ以外ではそう極端に得点が増える状況ではない。
場札が   という状況では、次に自分が取る札が場に出ておらず、むしろ3コイは難しいと考えた方がいいであろう。
ましてや、終盤で相手の総取りや大吉などの確率が高くなっているし、逆転されることも考えられる。
たとえば、この場合2コイに終わり、得点の増加分が「2コイで2点、それ以外の短冊やカスなどで4点」としても、相手のカス倍ヅケがほぼ確実になくなる状況であるので、
得点はむしろ13点×2=26点で減ってしまう。
逆に、相手が逆転勝ちした場合を考えてみると、かりに7点をあがられた場合
7点×2(相手オープン)×2(負け倍払い)=28点となる。
すなわちこの状況からコイコイした場合
増える点数 (±0)
減る点数 (-56)
増える点数が、かりに若干プラスとしても、
(1コイならマイナスだし、めったにおこらない3コイなら増える)
100回のうち数回失敗しただけでトータルの得点が現時点より減る、というコイコイをする状況ではない。
対戦していて、上級者や達人クラスでは、このような時に無謀なコイコイをすることが非常にみられる。
名人クラスではさすがにこの設定ではほとんどないが、「自分も相手もオープンしていない」状況であれば、やはりコイコイをすることがよく見受けられる。
この例だと、どちらもオープンにしていなくても
増える点数 (±0)
減る点数 (-28)
なので、いずれにせよコイコイするような状況ではないのである。