結論:麻雀の本質は碁石のめくり合いと同じ
気分によって打ち方をかえないこと



一般に、東風荘三人麻雀では(麻雀一般においてそうだが)「打ち方を固定するべき」だ。
特に、「勝負する」か「降りる」か、メリハリをつけた方が、確率で考えても、よい結果を残す。

たとえば、同じような状況で「いつも何枚かだけ勝負する」人と「いつも最後まで勝負する」人(残り枚数が少なくなったり、ほとんどその牌があたりなら別だが)では、長期的には「その勝負が得点や順位によい影響を与える」ものであれば、「いつも最後まで勝負する」人の方がいい結果を残す
もし、悪い影響を与える勝負であれば、はじめからベタ降りするべきである。
(「いつもベタ降りする人」は「いつも何枚か勝負する人」よりもいい結果を残す)

たとえば、袋に入った碁石をそれぞれ1枚づつ同時に、合計で10枚引く時に、
(自分の袋)白7枚、黒3枚
(相手の袋)白8枚、黒2枚
の時に、「先に黒を2枚引いた方が勝ち」の時には、長く続けていくと自分の方が相手より成績がよくなるだろう。
こんな時に、「勝負がつくまで石を引き続ける」のと「5枚引いて勝負を終える」のでは、前者の方が成績がよくなるのは分かるだろう。それと同じことだ。

また、三人麻雀の場合でも、例外的に「勝負しても降りても、長期的には成績がほとんど変わらない」という状況(=均衡点というが・・・)が計算上あるはずだ。
さっきの例でいうと
(自分の袋)白8枚、黒2枚
(相手の袋)白8枚、黒2枚
の時だ。
このような時には、ある程度は勝負して、危険牌(読みについて、で後述)を引いてくれば降りる、としてもよい。

大事なのは、めったに起こらない特殊な状況や、ほとんど成績(得点や順位、金額など)に影響を与えないこと(字牌はどちらから切るかetc.)について考 えるよりも、その局面でAとBのどれを選択するか、たとえば「鳴くべきかどうか」「勝負するべきかどうか」について、それが成績を大きく左右するものであ ればどれくらいなのか、どちらを選択するべきなのか、ある程度の目安を知っておくことだ。
そして、これは実戦であってもまったく同じことだと思う。これについては後述。

ただ、三人麻雀は得点差や東場・南場、相手のプレイヤーの打ち方などによっても、「最適な一打」(たとえば勝負かオリか)がかわってくるし、コンピューターでもない我々が瞬時に判断することは非常に難しい。

ここでは、従来説かれていたような三人麻雀の講座とはまた違った角度から、特にデータなどを使って「仮説」を展開していく。
これを実際に実践してデータを取ることで、「今までよりも成績が向上した」ことが確認できて、はじめて「この打ち方が成績によい影響を与えた」といえるだろう。

なお、データについては、とりあえず知人のものを使わせてもらったが、特にリーチに関する部分で、データが少ないために一部適切でない箇所(A>Bとなる べきところA≒Bとなっている)がある。また、打ち方そのものがみなさんそれぞれ違っているために、本来「みなさん自身のできすぎ君データ」を使って計算し、それを基に仮説を組み立てていくのが望ましいだろう。
また、データが知人のものであるため、計算の元となった数値(要するにできすぎ君のデータ一覧表)をここで公開するのは差し控えさせてもらう。
(データはすべて第三東風荘R1850以上卓での1500試合以上のものである)