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結論:南2以降では、
好形であがれば順位がよくなるなら
必ず勝負すべし
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また、すでに述べたように、一般に南場や得点差がついた状況では、「得点」よりも「順位」を考慮するべきであろう。
(東場でもそうするべきだって?ぃゃ、平場では少差のトップなどにはほとんど意味はないであろう。そのような時は先に書いたように「得点」を最大にすることを考えるべきだ。)
ここで、オーラスを3位で迎えたことを考えてみる。
流局流れのルール(※東風荘三人麻雀特有のルール)では、自分があがらなければ、ほぼラスが決まってしまう。運良く2位が1位に(あるいは1位が2位に)振り込んで、自分が棚ぼたの2位になれることなど、あまり期待できない。
つまり、このような時には、何が何でもあがりに向かうべきであろう。
(→その方が順位がよくなる可能性が高い)
また、オーラスで自分が2位、「あがれば1位、振り込めば3位」という状況になったとする。
このような時にも、勝負した方が順位がよくなる可能性が高い。というか、長期的にみれば、「必ず勝負するべき」なのだ。
できすぎ君データより、「自分がクソ待ち」で「追っかけリーチ」=「危険牌を勝負する」時だけは「振込み率>あがり率」となっている。ただし、これは相手
からリーチがかかって、データ提供者クラスのトップ雀士が「それが相手の危険牌だと思いテンパイまでおさえていたが、状況的にやむをえず勝負してリーチし
た」場合である。
単純なめくり勝負なら、自分がクソ待ちでも「あがり率20%、振込み率19%」でほぼ同じである。
(前述の方法と同じで、(22,285+18,905)÷2
とした)→(※データを公表していないので何のことか分からないだろうが、そのまま載せてみた)
つまり、自分が好形なら「必ず勝負」、クソ待ちなら「どちらでもかまわない=危険牌を引いたら降りる」としてもいいだろう。
これを他のケースに当てはめて考えてみると、オーラス流局流れのルールでは南場、とくに南2以降では、あがれば順位がよくなる状況で、好形なら必ず勝負するべきといえる。
(南2で振込み点>>あがり点、トップでも2位とほとんど差がない状況など、個々の特殊な状況は除く)
守備力が弱いといわれる人でも結果を残している人の中には、実はこのような状況で「無意味に降りたりしない」から強い人も少なくない、といえよう。
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例えば、ほぼ平場の南2で、「この手をあがれば2位と8,000点差以上のトップになれる」状況を考えてみる。
相手のリーチや仕掛けがあり、危険牌をつかんだ時に、自分もテンパっているときにどうするか、であるが、「あがれば1,5位の順位を期待できる」「振り込
めば、子のリーチなら平均でマンガン近くあるわけだから、2,5位の順位しか期待できない」「オリれば2,0位の順位が期待できる」とする。
この数字は別にどんな数字でもかまわない。あがったほうが最終的に順位がよくなる可能性が高い、ということだ。
そうすると、好形テンパイの場合、自分の行動に関係なく相手がツモることを無視すると、すでに述べたできすぎ君データより「危険牌を捨てる時点では、(そ
の危険牌をロンされることを含めて)自分があがる確率は振り込む確率の2倍」であるから、この状況でめくり勝負をすると、「自分があがったり振り込んだ時
には1,83位の順位を期待できる」ことになる。
※(1,5×2+2,5)/3=1,83
繰り返すが、相手がツモることは自分が攻める・降りるに関係なくおきることであるので無視する。
また、この場合は「得点差」が重要なので、ツモってしまい獲得できる得点が少なくなっても、順位期待値に悪い影響はほとんどない。
(※例外的に、この1,83という「期待できる順位」がオリた場合の2,0位よりも悪い時にはオリた方がよいが、現実的に上のような状況ではそのようなこ
とはほとんどないだろうし、第一計算自体ができないだろう。セオリーはなるべく単純な方がよいために、細かい場合分けをするよりも「好形ならば必ず勝負」
とした方がよい)
要するに、成功(あがり)の確率が失敗(振込み)の2倍(表現はおかしいが、危険牌が通れば2,7倍)あるわけだから、基本的にはめくり勝負するべきであろう。もちろん、残り枚数が少なかったり、ほとんどその牌が当たりという状況なら別であるが。
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