データというものについて


 さて、人間の思い込み・感覚などは大してあてにならない。客観的な評価などは、なかなかできるものではない。

 東風荘三人麻雀でも、データというものを知らなかったときには、上級者の打ち方をまねて上達しようとしていた。ネットゲームに限らず、仕事においても、スキルアップするには次のようにするのがいいと思っている。

1、まずその仕事の処理方法を覚える

 どんなに優秀な人であろうとも、まずはその部署でどのようにその仕事を処理しているのか、知らなくてはならないだろう。
東風荘でいえば、ルールを覚える、ということがそれに当たる。麻雀一般のルール以外にも、東風荘特有のルール(9種9牌流れ、流しマンガンあり、国士無双13面待ちはダブルヤクマンetc.)も当然含まれる。

2、優秀な人の仕事のやり方を参考にする

 仕事ができる人は、何らかの理由が必ずある。たとえばミスを防ぐために、二重にチェックするなどの工夫をする、営業なら同じ方面の顧客はできるだけまとめて回るようにする、等だ。マニュアルにはない工夫ということだ。
 そういった人の仕事の進め方を参考にすることで、いつしか自分も仕事を覚えていくものだと思う(もちろん反面教師として、仕事でミスが多い筆者のような人を見ることで、「ああいった失敗をしないにはどうすべきか」と考えることもそうだろう)。
 これは、東風荘でいうなら、上級者の牌譜をもらって、それを参考にして打つようにする、ということかもしれない。

3、自分なりに考えて工夫する

 1と2を行うと同時に、自分でもいろいろと工夫していくことも大事だ。
 たとえば、人事や総務・経理などの部署では、「法律」「条令」などに基づいて行われる仕事も多い。こんなときに、たとえば「時間外労働について、この場 合どう処理すればいいですか?」と人事部の責任者に問い合わせして、上司に「この件はこうしたほうがいいと、人事の○○課長に確認しました」と報告するだ ろう。ただ、願わくば事前に自分で確認して「労働基準法ではこうなっているので、このように処理していいでしょうか?」と人事部に確認すればなおいいだろ う。
 このようにしていけば、自分も仕事を覚えていくし、また万が一これまでの処理方法が間違っていたときなどのチェック機能にもなる。
 これを発展させれば、「○○社はこのような処理をしているので、当社もそうすればコストがこれだけ削減できます」などの、積極的な提案もできるようになってくる。
 要するに、単に人に確認するだけでなく、判断の元になる根拠を示す、ということだ。
 東風荘でいうと、データを使ってセオリーを自分で発見する、というのがこれに当たるのかも知れない。

 実際、データというものがマージャンで使える、と知ったときの衝撃は大きかった。データを使ってから、成績は本当にグングンと向上していき、東風荘の レートでも、またたく間にトップクラスに立っていた。複数IDを使わずに、特定のIDだけで打てば、当時でR2250を超えていたからだ(しかもどんどん 成績=平均順位が上がっていっていた)。

 その後、私生活で仕事や当時作成していた論文などが期日に間に合わなくなり、泣きそうな思いで処理していったことを思い出す。それを機に、東風を離れてしまった。

 東風荘をプレイする目的は、人によっていろいろあると思う。チャットをして友人を作り、楽しく過ごしたい人、息抜きにサクッとマージャンを打って、終わ れば無言でログアウトする人、etc. 自分の場合は、花札を見てもらっても分かるように、「そのゲームの攻略法を見つける」ことに意義を見出していた。 理由などないが、単純にそういうことが楽しいと思ったからだ(もちろん、東風荘でさまざまな人と知り合えたことは非常によかったと思っている)。

 本来なら、忙しい時期が終わった後に、このようなセオリーを発見していく作業だけでもしてもよかったのだが、まあ色々とイヤなことがあったのだ。あちこちの掲示板で、しつこい嫌がらせを受けて、東風荘自体に本当に嫌気がさしてしまった。
 今回のように、数十試合単位でまとめて打つのは、それ以来はじめてとなる。ブランクがあるのに、サンマがヘタにならないのか?という質問には、「感覚や バランスで打つのならそうかもしれないが、明確なセオリーに基づいて打てば、特に実力が下がることはない」と答えるしかない。まあ、細かい部分ではブラン クのせいでヘタになっているところもあるだろうが。。

 何がいいたいか、というと、データを使えば、何万試合打つよりも、実力が大幅にUPする、ということだ。自分の場合、データを使い始めてから数百試合し か打っていないのに関わらず、それまで平凡だった成績が、すでに第三東風荘では頭一つ抜け出たトップに立っている。そして、ある意味データの分析力があれ ば、このプレイヤーはこの部分をこう打てばもっと成績が上がる、などが分かるようになる。

 先にも述べたように、あくまで自分が東風荘をプレイする最大の目的は、攻略法の発見にあったため、このHPでも色々なタイプのプレイヤーの「打ち方」に ついて、批判している部分もあるかも知れない。また、客観的に見て自分の「打ち方」「成績」が優れている部分があると思えば、正直に書いている。それに よって、不快に思う方もいるかも知れないが、あくまで「打ち方」「成績」に対して率直な意見を述べようとしているだけで、各プレイヤー自体は非常にいい人 が多く、またマージャンに対する熱意もすばらしいものがある。最適な東風サンマの打ち方を求めるために、変に妥協したくはないのだ。決して他意はないこと をご了承いただければ幸いである。