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この講座は、かなり以前より考えていたことをまとめようとして、具体例として「相手リーチにおける攻め・オリの基準」という項目などを仮説として付け加えたものである。
三人麻雀の本質を含めて、基本的な戦略については、このようなまとまった講座にしなければ、なかなか他人に理解してもらえないだろう。
データを使うことで、飛躍的に三人麻雀のセオリーが解明されてきたのは間違いないが、いろいろな人の戦術論などを見ると、単にデータをうまい・ヘタの基準としてしか見ていないような気がしていた。
それもあるだろうが、データの利点は「どうすれば勝てるか」のセオリーの発見にこそある。
03年の春ごろに、このわずかな文章に10時間ほどかけて執筆したのを覚えている。
今回、それを若干の加筆修正してサイトにUPするわけだが、三人麻雀に関しては、まだまだセオリーを構築できる余地が残っている。時間をかければそれら
もまた明らかにできるであろうが、個人的には忙しくてそこまでの時間はとてもではないが取れない。
また、東風荘自体はもう長い間プレイしていなかったが、04年3月の終わりの週末2日間を利用して、40試合ほど頑張って打ってみた。そのデータも後ほどご紹介したいと思っている。
「二人で花札」は、2週間ほどで「オープン」「大吉」以外のセオリーをほとんど構築していたが(初期のtripodの手書きの講座を読んだ方はご存知だろ
う)、単なる計算だけでは得点や順位の期待値が分からない三人麻雀では、こういったセオリーが今まで自分の知る限りほとんどなかったように思う。
なお、できるだけ分かりやすく書いたつもりだが、講座の内容の理解には、一定以上の三人麻雀の実力と、加えてある程度の数学的な素養が必要かもしれない。と
りあえず「強くなりたい」という人は、理屈は分からなくとも、丸暗記でいいので講座の通りに打つようにしてほしい。
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